1月下旬にアート展が行われました。
各学年毎の開催で、子どもたちが描いた素敵な絵や、作品が展示されました。
保護者の方もアート展に来てくださり、子どもたちが「子どもの美術館」の案内となって、お家の方を案内しました。
~年少組~
幼稚園に入園してもうすぐ1年。初めての経験をたくさんする中で、友だちや先生との関りも増えてきました。そんな幼稚園の思い出が詰まった年少さんの作品でした。
年少さんは、デカルコマニーや自分の好きな物を粘土で作って色付けをしたり、各クラス毎の3種類の題材の中から選んだ自由製作、敬老の日に送った絵葉書製作の展示を行いました。
学年で製作した作品もグルグル書きでキャンディーを作ったり、おひさまファームで作った野菜、お弁当など、一人ひとりの作品が一つになったカラフルで楽しいものばかりでした。








年少組の保護者の方からいただきました感想を一部ですがご紹介します。
・初めてのアート展に、前日から娘共々ワクワクしていました。「遊戯室で先生たちが素敵に飾ってくれるんだって!!レストランみたいになるんだよー!」と朝から嬉しそうに登園していきました。園へ着くと入り口で迎えてもらい、廊下から遊戯室へ向かう途中も展示がなされていて園での様子や取り組みが見られてよかったです。娘に手をつないでもらいながら案内してもらい自分の作品だけではなく、「これは○○ちゃんの絵でねーこうなんだよ」と詳しく説明してくれました。
絵画は今にも動きだしそうで、コメントもかわいらしく楽しい絵でした。紙粘土や製作も手先が器用になったなと改めて感じました。この時期にしか作り出せない想像力溢れる作品の数々でした。
展示の仕方も本当に可愛らしく素敵でずっと見ていたかったです!一年の成長を感じました。ありがとうございました!
・初めてのアート展でした。想像以上に素敵な空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができました。一人一人の個性がでていて、いろいろなお友達の作品を子どもと一緒に見れて良かったです。
子供の作品も、家では見たことないくらい上手に書けていて、お家でも額にいれて飾りたいなと思いました。いろいろ作品を通じて子供の感受性が豊かになっているなぁと感じ、とても嬉しかったです。
~年中組~
去年の可愛らしい作品とは一変。とてもダイナミックで個性あふれる作品でした。
園長先生や大心先生を描いたり、先生たちが買ってきた本物の魚を描いたり、幼稚園のにわとりさんなど…本物を見て、触れて、よく観察しながら、クレヨンを使って画用紙いっぱいのお話のある絵が描けました。
粘土製作では、各クラス毎、「虫の世界」「海の世界」「動物と恐竜の世界」を作りました。図鑑や写真を見ながら、自分たちで形を作り、色を塗りました。どの作品も本物をよく観察して、特徴の捉えられた作品でした。
学年製作では手形を使った作品を作り、年中さんらしい元気いっぱいな作品が展示されていました。
その他にも、「葉っぱの構成遊び」や敬老の日に祖父母の方に送った「シャボン玉アートの絵葉書」、オペレッタをしている自分(ホームコンサート)、風鈴等を展示しました。







年中組の保護者の方よりいただきました感想を一部ですが紹介します。
・アート展を訪れて、心が温まりました。子供たちが自分たちの創造力を発揮して作り上げた作品の数々は素晴しく、一つ一つの作品から感じられる純粋な思いや工夫、そして楽しさが伝わってきました。特に、色とりどりの絵や手作りのオブジェが印象的で、その中には子供たちの個性が光っていました。また、子供たちが自分のアイディアを形にする力や、一緒に協力して何かを作り上げる楽しさを学んでいる姿が感じられました。子供たちの成長や学びを表現する素晴らしい場だと感じました。ありがとうございました。
・アート展前日に「ニワトリの絵を飾ったよ。」「粘土で何を作ったと思う?恐竜だよ!」と嬉しそうに話をしてくれたので、とても楽しみにしていました。当日は、廊下から素敵なアートの空間が始まりとても素敵でした。息子は、すぐに自分の作品の場所に案内して色々説明をしてくれました。お友達の作品も紹介してくれて、色々なお友達と関われていることを嬉しく思いました。どの作品も細かい部分まで丁寧に作られており、すごい観察力だなぁと感心させられました。そして、伸び伸び描かれた絵画。イヤイヤ描かされてるのではなく、子どもたちが見たこと、感じたこと、触った感触など五感で感じたことが表現されていて、どれも素敵な作品でした。日頃から、子どもたちをの気持ちに共感し、認めていただいているから、安心してのびのび制作活動ができるのだと思います。ありがとうございました。
~年長組~
三年間の成長がたくさん詰まっていた年長さん。三年間で様々なデッサンをし、絵を描き、本物に触れ、いろいろな経験をしてきました。そんな想いが詰まった絵は、どれも温かく、一人ひとりの個性がある、とても素晴らしいものでした。
年長さんになると、あとりえるうむにある様々な画材を使用して絵の色を塗っていきます。園長先生が世界で見つけて買ってきてくださった画材をはじめ、絵や製作をするための素晴らしい環境が備わっています。とても素晴らしい空間で子どもたちは絵を描くことができました。画題も様々あり、お絵描き遠足で行った善光寺の六地蔵・雲上殿・SL・小川村の牛・乗馬クラブの馬・玉姫殿や円福寺の大黒様・観音様、幼稚園の羽子板、お内裏様とお雛様、ゆりの花、~している友だち、ショベルカー、獅子舞などから一つ展示をしました。
また、学年製作では「影絵アート」を行いました。1人ひとりが図鑑や写真を見て好きな海の生き物を画用紙に書き、カラーセロハンを貼って作りました。年長組全員の作品が一つの影絵アートになり、思わず見とれてしまう素敵な作品になりました。
年長さんは絵や影絵の他にも、自然物を使った「木の実製作」や「幼稚園の思い出 粘土製作」「デッサン」「マーブリングで遊ぼう」「2025年カレンダー」敬老の日に送った「祖父母はがき」を行ったりしました。








年長組の保護者の方からいただきました感想を一部ですが紹介します。
・兄が年少の時、初めて参加したアート展の衝撃と感動は今でもはっきりと覚えており、アート展はとても楽しみにしている行事です。今年も素晴らしい作品が集まった世界観のある美術館を作り上げて頂きました。数日前にとても綺麗に色が濡れたんだよ!と飾られる事を楽しみしている話してくれて、どんな作品に仕上がったのだろうとワクワクして会場に向かいました。実際見てみると、細かいところまでこだわって描いた娘らしい絵画でした。年長さんはお絵描き遠足で好きな場所を選ぶことから特別な体験ですが、同じ場所、角度で描いた絵もそれぞれの個性が出ていて、初めて参加した父親も全員が素晴らしい作品に仕上げられていることに感動していました。園長先生が時折話される円福の素晴らしい道具加えて、先生方の環境づくりサポートのお陰で子供達は年少から3年間着実にステップアップしながらここまで描くことができたと思います。素敵な会場の中で、家族でゆっくり話しながら見る穏やかな時間も幸せを感じました。今でも兄のお地蔵様の絵は子供部屋の中心に飾っており、絵を見ながら娘からも「雲上殿の絵隣に飾ってね」と言われました。子供が自信をつけることができた経験になったことが何より嬉しく感じてます。ありがとうございました。
・今年は年長さんなので、今回が最後のアート展でした。幼稚園に入った瞬間から子供たちの出迎え、そして、子供たちの華やかな作品に囲まれて、一瞬で心が引き込まれました。子供達の絵は、特徴をよく捉えていて、その子が伝えたいことが伝わってくるような絵でした。色使いの濃淡で柔らかさや力強さが出せていて、素敵でした。粘土作品は、指先が器用になったことで、表現の豊かさが増して、細部までこだわって作られていて、見ているこちらも楽しくなるような作品でした。子供達が使った画材や作品を作っている工程など、写真や展示をしていただき、作っている様子がとてもよくわかりました。また、先生が飾ってくださる絵や作品の展示の仕方がとてもセンスがあり、いつもとても見やすいなぁと思いました。毎回ながら、先生方の絵の飾り方やいつも手の込んでいる展示方法が素晴らしいなと思います。また、作品にたずさわり、ご指導をしていただき、ありがとうございました。今、この時にしか表せられない表現力を活かして、毎年、子供達の力作を見ることができて嬉しかったです。素敵な作品をたくさん見させていただき、ありがとうございました。心が温まる素敵な時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
保護者の方とお子さんがたくさんコミュニケーションをとっていてとても温かいアート展になりました。「よく描けてるよ!」「ここはどんな風に塗ったの?」「素敵な絵を見せてくれてありがとう」と子どもたちはお家の方に声を掛けてもらい、とても嬉しそうでした。
幼稚園が美術館に変わった、素敵な3日間でした。