教育目標と教育方針

教育目標

当園は仏教の精神に基づき、み仏さまから授かった子どもたちの天真爛漫な心と生まれながらの個性を尊重し、敬う心、感謝の心、思いやりの心を育み、善悪がわかり、友だちと和し、規律が守れる調和のとれた全人教育をすすめてまいります。そのために幼児期に大切な体験学習を多く取り入れています。 目標に向かって次の5つを柱として、大切な幼児期を保育いたします。

全人教育とは

全人教育とは調和ある人格を育むことです。 知識教育だけではなく、自らをただす理性、美しいものに感動する感性、神に感謝し人を愛する宗教心、自ら実行する強い意志、常に創造する希望を持った、知情意のバランスのとれた人格教育を言います。そのために、心の教育を根底に、幼児期に大切な体験学習を多く取り入れています。円福幼稚園は全人教育を行っています。

教育・保育方針

  1. 豊かな心を育む

    • やさしく思いやりのある心は、たくさんの愛情と良い環境で育ちます。めぐまれた環境の中で年齢にふさわしい保育をすることにより、やさしく思いやりのある心を育みます。
    • 豊かな心は良い環境で育ちます。お米や果樹、野菜の育ちと収穫を体験し、お花やニワトリ、うさぎ、ヤギを可愛がって、幼い心は目覚め、育ちます。命を尊ぶ心、思いやる心、助け合う心、感謝する心が育ちます。
  2. 元気な体に育てる

    • 安心、安全で清潔なぬくもりのある施設で、子どもたちに細やかな愛情を注ぎ、健やかに育てます。
    • 毎日のマラソンやかけっこ、そして体操遊びや水遊びを通して、子どもたちの体の力は着実に育ちます。運動会や発表会で誇らしげな、立派な姿になります。年長さんになると、忍耐強くたくましく、戸隠の奥社まで楽に歩ける力がつきます。
  3. 正しいしつけが身につく

    • 幼いときのしつけは、一生の宝です。幼児期の子育てが、人としての礎になります。円福幼稚園は、仏教の教えを基礎として、祈りや感謝の心を育て、はきものをそろえることなどの正しいしつけが自然に身につくように育てます。
    • 年齢に見合った正しい生活習慣を身につけます。 また集団生活を通して、決まりを守ることや善悪のけじめの大切さが自覚できるように努めます。
  4. 創造する能力を開く

    • 創造する能力は良い指導者により自然に引き出されます。子どもたちは楽しく遊びのように取り組み、どんどん伸びていきます。大きく能力を開花した園児の姿は、来園する全ての皆様に大きな感動を与えています。
    • いろいろな事象に自ら興味を持ち、失敗にくじけず意欲的に解決し、さらに独自な創造性が育つように努めます。
  5. 子どもと共にある子育ての幸せを深めたい

    • 子どもと一緒に笑って、走って、喜んで…子育ては親育てです。子どもの成長を共に喜び、共に深めるために家庭との連携を密にしてまいります。