あそぶ道クラブとは・・・ 「あそぶ+うんどうのあたらしいかたち」
幼児期に身につけておきたい「36の動き」はご存じでしょうか。先日小学生の全国体力テストが過去最低点となるニュースが流れました。背景にコロナ禍もありますが、現代の子どもたちは遊びからたくさん体を動かす機会が低下してきています。それには遊ぶ場所も限られていたりと時代の背景が考えられます。その中で運動不足による「ロコモティブシンドローム」通称「ロコモ」(運動機能不全)の子どもが増えてきて問題となっています。そのような背景から、令和5年4月より2名の健康運動指導士(髙山莉玖先生と春原朱里先生)が主になって、幼児期に身につけておきたい36の動きをたくさん取り入れた遊びを提供する運動遊びクラブ「通称:あそぶ道クラブ」を開設いたしました。対象は年少(10月から)年中、年長です。
1.あそぶ道クラブの内容
あそぶ道クラブでは、遊びの中でバランスよく様々な動きが出来るような活動を行っていきます。前半(5月から9月)、後半(10月から翌年の3月)に分けて募集いたします。前半は3月頃、後半は8月下旬ごろ募集を行います。前半は「走る」、後半は「投げる」を重点に置いたカリキュラムになります。年少さんは10月からになります。
令和6年度より小学生クラスがスタートします!
2.先生の紹介
- 健康運動指導士 髙山莉玖(りく先生)
- 健康運動指導士 春原朱里(あかり先生)
健康運動指導士とは将来にわたって体の健康を保つためのプログラムを組み立てる指導者の資格です。2名とも松本大学にて幼児~高齢者の幅広い層の健康を運動面からサポートする方法を学んでいます。そこでは運動能力を測定してプログラムを作成したり、幼児の体力測定を行って経験が不足している動きを分析するなどをして運動機能の強化に努めてきました。当園では年長、年中組の副担任を経験しつつ、運動面で子どもたちをサポートしています。
3.あそぶ道のねらい
子どもたちは夢中になって遊んでいる中で様々な動きを獲得し、運動機能を育んでいきます。遊戯室、園庭などで幼児期に身につけておきたい36の動きを取り入れた遊びを提案し、遊びながら体作りを進めて行きます。
- 36の動きを取り入れた遊び
毎回行った内容をイラストで伝えします。
・公園で遊ぼう!
あそぶ道クラブではご家庭でもたくさん遊べるように公園の情報発信を行っています。あそぶ道クラブに参加していただいた方に「あそぶ道クラブノート」をプレゼントしています。休日はノートを持って公園に出かけよう!
・動作撮影について
初回と最終回に一人ひとり動作撮影をします。前半は「走り」後半は「投げる」です。測定方法は実際の動きを撮影し、どの程度の変化があったかをお伝え出来るようにしていきます。
※小学生は走る・投げるだけではなく総合的な運動能力を計測したものをお渡しする予定です。
令和6年度からスタートする小学生クラスについて
小学生クラスは1年生を対象とした運動機能不全(ロコモ)を解消する遊びのコースになります。
健康運動指導士2名が子どもたちの運動機能測定とチェックをして1年間を通してバランスよく運動機能が発達できるような遊びのプログラムを組み立てていきます。お楽しみに!
毎回体をたくさん動かして遊びます。